うれしい訪問
昨日、古川助教が共同研究している弘前大学 発生生殖生物学研究室(小林研)から、大学院生が2人遊びに来てくれました。齋藤伊玖真君と黒田道生君です。2人ともつい先日修士課程を修了したばかりで、4月から東京で就職することになっており、ちょうど引っ越してきたばかり。早速、修士課程修了 & 上京の報告ついでに遊びに来てくれたというわけです。齋藤君と黒田くんの研究テーマはトランスクリプトームデータのバイオインフォマティクス解析が中心だったため、小林研の中でも特に古川助教との関わりが深い学生さんでした。そういう縁があって、4年間に渡って遠くから見守ってきた2人が無事卒業を迎えたことに加え、その報告を兼ねてわざわざ挨拶に来てくれたことがとてもうれしかったです。こういう義理を大事にしてくれる、心温まる2人のようなキャラクターは、殺伐としがちな現代に最も必要なことだなと思いました。
一通りDECI Biol. Labの研究環境を案内した後、当研究室の廣谷君が色々とディスカッションしたいということで、2人に研究の話を聞いてもらっていました。小林研ではプラナリアの生殖戦略について精力的に研究を進めており、ゴカイの生殖戦略をテーマにしている廣谷君にとって、近い分野の人と直接ディスカッションできる良い機会となりました。時間を忘れるほどディスカッションが盛り上がってしまい、途中で中断せざるを得なかったのは少し残念でしたが、会おうと思えばすぐ会える距離にいるので、また遊びに来てもらうことにしましょう。4月から社会人となる2人の今後の活躍が非常に楽しみですね。