比較免疫学会 & 動物学会に参加しました
毎年恒例の学会参加報告です。
まずは比較免疫学会から。今年度は8/29-31の会期で、宮崎大学での開催でした。集会長のご尽力で相当レベルの高い演題が集まり、非常に勉強になった学術集会でした。
我々のラボからは、D3の南方君が「イトマキヒトデの体腔細胞に由来する無核細胞断片のプロテオーム解析」というタイトルで発表し、非常にありがたいことに古田奨励賞を受賞しました!! 本人は全く予想していなかったようで、発表された瞬間、素っ頓狂な声を上げてしまい、皆爆笑でした(笑) 実は、古川准教授も学生だった2009年に古田奨励賞を受賞しており、 ボスと学生が共に奨励賞を受賞している初めてのラボになりました。気持ちが引き締まる思いです。
宮崎は食べ物もお酒もとても美味しく、そしてまたスナック天国でもあり(笑)、毎晩楽しくて仕方がありませんでした。仲間たちとディスカッションしながら、比較免疫学の未来に思いを馳せながら、この先の学会のあり方や分野の新しい展開について色々と意見交換できたことがとてもうれしかったですね。少なくとも我々が中心となって、比較免疫学を牽引していきたいなと強く思いました。

テンション上がりますね。

そして、間髪入れずに9/4-6の会期で、動物学会 第96回大会が、名古屋のポートメッセで開催されました。我々のラボからは、またしてもD3の南方君が「棘皮動物イトマキヒトデにおいて体腔細胞の凝集塊形成を媒介する血小板様無核断片」というタイトルでポスター発表しました。先日アクセプトされた論文の内容をまとめて発表したことがなかったため、動物学会で満を持して発表させていただきました。
動物の免疫現象を研究していた動物学会員たちが中心となって比較免疫学会を設立したという経緯があり、その後動物学会では動物の免疫に関わる発表はあまりありませんでした。しかし、この10年くらいでまた徐々に増えてきた印象があります。それもあって、予想より多くの方に聞きに来ていただきありがたい限りでした。本人の自信にもなったことでしょう。
夜は、古川准教授の兄弟子である、弘前大学の小林一也先生のラボと連日の打ち上げ(笑) 名古屋もお酒のすすむ食べ物が多いので、宮崎からずっと暴飲暴食でしたね(苦笑)まぁ、仕方がありません。学会参加の醍醐味の一つです。
さて、来年の比較免疫学会は沖縄、動物学会は札幌です(笑)面白い発表ができるよう、切り替えて研究に邁進することにしましょう!




