動物学会 第91回大会

 先週の卒業論文中間審査会に引き続き、動物学会の第91回大会もオンラインで開催されました。DECI Labからは、「イトマキヒトデの変態初期過程におけるトランスクリプトーム解析」というタイトルで、田口助教がポスター発表しました。東京農業大学、東京工業大学のチームとの共同研究で、バイオインフォマティクスという、コンピューターを使ったデータ解析がメインの発表でした。発表内容は「何かを明らかにした」というような派手さは皆無の発表でしたが(笑)、今後どういう戦略で進めていくかを考える上でとても大事な基礎データが得られたということで、我々にとっては非常に大切な発表だったと思っています。今回の解析結果をもとに実際に生き物を使った実験を行い、来年以降の学会で面白い結果を発表したいと思います。

発表中の田口助教
学会参加中には全く見えませんが、質疑応答中です。
こうして見ると違和感しかありませんね(笑)

 今回、シンポジウムや受賞講演はとても聞き応えがあって面白かったのですが、今回が特別面白い演者が揃っていたのか、オンラインだからこそ集中して聞くことができたのか、単にいつもの学会と違って宿酔でなかったからなのか、どれなのでしょうか?(当然最後だろ!と思っている人が大半だと思いますが、、笑)

 オンラインでの学会もそれなりに機能するし、それなりに楽しいのですが、なかなか会えない先生方、先輩や後輩、友人たちに会えないのはとてもさみしいですね。特に動物学会は規模が大きく、同窓会的に皆で集うことも多いので。来年に延期になった米子大会を楽しみにしておきましょう。