近況など

ヒトデから免疫細胞を採取している南方君。

研究室の近況をまとめて投稿しようと思います。

 10/21に北里大学 海洋生命科学部の水族病理学研究室を訪問しました。田口助教の出身ラボで、古川助教、田口助教、M2の南方君の3人でお邪魔しました。現在投稿中の論文について、あるデータに対して査読者から指摘が入ったのですが、その指摘について再検証しようということになり、それに必要な機器をお借りするために伺いました。結果として、我々の主張が変わるものではありませんでしが、予想外にプラスアルファの発見がありました。査読者に感謝です。これで論文が採択されるといいのですが。

実験後は、水族病理学研究室の先生方と食事に行きました。比較免疫学会で顔なじみの仲良しラボ(と勝手に思っています)ということもあり、非常に楽しい時間でした。研究の話も非常に盛り上がったと思うのですが、楽しすぎてあまり記憶がありません(笑)当然、写真も撮り忘れました。論文が採択されたら、お礼も兼ねてまたご一緒したいですね。

10/29-30は、慶應義塾大学 矢上キャンパスで、第34回海洋生物活性談話会が開催されました。私達のラボにもお声がけいただいたので、M2の南方君が発表させていただきました。新型コロナウイルス感染症の発生とともにラボに入ってきた南方君は、なんと今回が初めての対面での発表でした。何か覚醒したのか?!と思わせるような良いプレゼンテーションでした(笑) 何人かの先生方から面白いとおっしゃっていただけたようで、自信にもなったのではないかと思います。もうすぐ修士論文をまとめる時期なので、自分のこれまでのデータを振り返る良いきっかけにもなったでしょう。現在の課題をできるだけクリアして、修士論文に向けて駆け抜けてほしいと思います。

最後に、つい最近、DECI Labの前ボスである金子名誉教授と、倉石准教授らの論文が、Development, Growth & Differentiation誌に掲載されました。第一著者は、慶應義塾大学による科学技術振興機構(JST)グローバルサイエンスキャンパス事業「医学・医療の学際的修学、半学半教」における、当時高校生だった受講生です。ご興味があってPDFが欲しい方がいらっしゃいましたら、研究室までご連絡ください。

初めての対面での口頭発表。
良いプレゼンテーションだったと思います。